〒240-0013 神奈川県横浜市保土ヶ谷区帷子町1丁目1

045-489-4423

小児歯科・マタニティ歯科

Pedodontics

小児歯科・マタニティ歯科|保土ヶ谷駅より徒歩4分の歯医者 - 保土ヶ谷ふみ歯科クリニック

大人の治療とは異なる小児歯科

 成長期で劇的に変化し続ける子供と、永久歯が揃っている大人ではお口の環境が大きく違います。そのため、お子さまの治療には、成長期や乳歯・永久歯などの歯の性質に合わせた治療法の選択が必要です。
 当院では、成長過程にある0歳から15歳ころまでを小児歯科の対象にしています。生涯にわたってお口と全身の健康を維持できるよう治療とメインテナンス、生活習慣のアドバイスに取り組んでいます。

 さらに、小児矯正にも力を入れて、お子さまのお口まわりの問題を解決していきます。

成長発達になくてはならない子供の歯

 残念なことに、「乳歯だからむし歯になっても問題ない」、「永久歯という替わりがあるから大丈夫」と認識されている方は少なくありません。乳歯には、丈夫な永久歯が生えるための準備や、永久歯を正しい位置に導くといった役割だけでなく、あごの骨の成長や知能の発達、食べる・話す・飲み込むなどのお口の機能を理想的に発達させるには必要不可欠な存在です。
 また、お口の機能がうまく発達しないと、鼻呼吸から口呼吸へ移行し、お口の健康だけでなく、炎症や風邪などの発症リスクを増加させるなど全身の健康にも影響するトラブルを引き起こします。
 小児期から、全身の健康を考慮した適切な生活習慣の獲得、定期予防ケアが、将来のお口・全身の病気の発症・重症化予防となり、超高齢化社会を生き抜くための基盤となります。

歯医者さんを好きになってもらうためのお願い

お子さまとのコミュニケーション

お子さまとのコミュニケーション

●来院前にご協力ください

 歯科治療のためにクリニックに訪れるのは、大人の方でもなかなか踏み切れないものです。小さなお子さまであれば、普段と違う慣れない雰囲気でなおさら怖さを感じてしまいます。お子さまの治療をスムーズに進めていくうえで、ご両親にお願いしたいのは、お子さまが怖がるようなことを話さない、嘘をつかないことです。
 また、保護者の方も過度に緊張しすぎないようにお願いします。子供は親の気持ちを敏感に感じますので、緊張感や不安な気持ちは伝わってしまいます。ご両親は不安な表情をお子さまに見せることなく、普段と同じ態度で接してあげてください。それを見てお子さまは安心して、治療を受け入れることができるのです。

治療の後には褒めてあげてください

 お子さまが少しでも上手に治療を受けられたら、「すごいね、頑張ったね」「前より上手にできたね」とたくさん褒めてあげてください。褒めることがとても大切です。大人でも不安な歯科治療をやり遂げられたという成功体験を重ねることで、歯科治療だけではなく日々の生活も自己肯定できるようになると思います。

お子さまがまた行きたいと思えるように

お子さまがまた行きたいと思えるように

  • 子育て中のスタッフ(女性歯科医師、歯科衛生士)が在籍
    ※女性歯科医師ご希望の場合はお申し出ください
  • 治療が上手にできたらお土産
  • 希望がありましたら、お好きな動画・キャラクターを観ながらの診療
  • 段階を踏んだ治療
  • おむつ替えシートの設置

 治療を円滑に行うために、午前中の受診をお勧めしております。夕方ですと、疲れが出てきて不機嫌になりやすいからです。お子さまの機嫌の良い時間帯、体調の良い元気な時間帯にお越しください。

具体的な診療のながれ

 お子さまにとって、初めての場所は緊張や不安でいっぱいだと思いますので、当医院では最初から削って治療することは緊急を要する場合以外はありません。段階を踏んで、お子さま一人一人のペースに配慮して治療を進めていきます。

STEP1

STEP1

お部屋に入って、診療チェアに座ってみよう

STEP2

STEP2

むし歯のお話をして、歯ブラシでバイ菌をやっつけてお母さん、お父さんにみせよう!

STEP3

STEP3

色んな治療器具を見て、音を聞いてみよう!

STEP4

STEP4

お口の中に動いてない器具を入れてみよう!できたらお口の中で動かしてみよう!

さあ準備万端!先生がバイ菌をやっつけるね!

バイ菌のイラスト

ご両親に知っていただきたいむし歯予防の知識

ご両親に知っていただきたいむし歯予防の知識

 むし歯菌に感染しやすい時期は、生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の間です。この時期に、お子さまと同じ箸やスプーンを共有しない、離乳食の際に咬み与えをしないなど、お口のスキンシップを控えることです。そうすることで成長した時のむし歯の本数を少なくすることができるのです。
 また、むし歯菌をうつさないことと同時に、日頃の歯ブラシの習慣も大切です。小さい時は一緒に歯みがきを行うとともに、ちゃんと磨けているか確認と仕上げ磨きを、ご両親でしてあげましょう。
 歯科医院での定期検診や正しいブラッシング指導を受けてご自宅でのご両親のセルフケアと私達が行うプロフェッショナルケアでお子さまのお口の健康を守り、成長を見守って行きたいと思っております。

新しい命のためのマタニティ歯科

 妊娠中からお口の中をきれいにすることは、お母さんだけでなく、お腹の赤ちゃんにとても重要です。歯周病のひどいお母さんの場合、健康なお母さんと比べて早産や低体重児出産のリスクが高くなるといわれています。
 また、生まれたての赤ちゃんのお口にむし歯菌や歯周病などの病原性の強い細菌は存在していませんが、お母さんやご家族の細菌が、食べ物の口うつしやスプーンなどの併用、キスなど、唾液を介して赤ちゃんに感染します。周囲の大人のお口の中を清潔に保つことが、赤ちゃんへの感染リスクを減らすことになるのです。

マイナス1歳からの子育て

 妊娠期間の10ヶ月でお子さまに何をしてあげられるでしょうか。出産後は日々の生活に追われて、新しい情報や知識を得ることが難しくなります。貴重な妊娠期間中にお子さまのためにできることをしてあげましょう。ご自身の体調管理とお子さまが健やかに成長できる環境づくりのために、私たちをお役立てください。
 ご自身が、歯の治療やクリーニングに取り組み、ご飯やおやつのあげ方などの子育てに関する正しい知識を身につけることが、お口の病気だけでなく、将来の生活習慣病予防にもなります。

妊娠中の治療に最適な時期

1.妊娠初期:(〜15週)まで
母体にストレスがかからないよう、診査や治療計画、歯みがき指導にとどめておきます。症状によっては除痛や炎症の軽減などの応急処置を行います。
2.妊娠中期:( 16〜27週)
比較的安定しているこの時期に、麻酔をして治療を行います。
3.妊娠後期: (28週〜)
早産などのリスクを避けるため、応急処置でとどめるようにしておきます。また、横になると場合によっては、お腹が血管を圧迫して気分が悪くなることや、気絶してしまうこともあります。長時間の診療や水平位の診療は避け、治療が必要な場合は応急処置にとどめ、出産後に改めて治療を再開します。