クリニック案内
Clinic
〒240-0013 神奈川県横浜市保土ヶ谷区帷子町1丁目1
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保土ヶ谷ふみ歯科クリニックでは、患者さまに安心して診療を受けていただくために、通常の感染予防に加えて、新型コロナウイルスにおける感染対策も、徹底して取り組んでおります。
飛沫感染と空気感染予防に特化した医療用空気浄化装置・口腔外バキューム・換気装置などの最新鋭の設備を導入するだけでなく、標準予防策(スタンダードプリコーション)の励行、新型コロナウイルスだけでなく感染症全般の情報を更新する研修を行い、高レベルでの院内環境衛生の整備に努めています。
全てのスタッフのマスクの着用
スタッフの頻繁な手洗いと手指消毒
患者さまごとの診療台や操作パネルなどの消毒・清拭
スタッフ・患者さまの体温計測
フェイスシールド・ゴーグルの着用
空気中の有害物質・ウイルス除去システムを搭載した医療用空気浄化装置の設置
口腔外バキュームによる汚染物質の飛散防止
定期的な換気による新鮮な空気の入れ替え
他の患者さまの間隔を保ちつつ、密封空間にならない個室・半個室の設計
患者さまごとの治療器具の洗浄・消毒・滅菌の徹底
手袋・エプロン・コップは患者さまごとに新しいものを使用
最も厳しいとされているヨーロッパ基準のクラスB規格をクリアする高度な滅菌機の使用し、細菌感染の危険性を大幅に低減
タービン・ハンドピース・コントラ(歯を削るための器具)内部までも滅菌可能な滅菌機の使用
“受付での消毒薬による手指消毒・診療前のうがい”にご協力ください。来院の際はマスクの着用をお願いいたします。
待合室におきましてはマスクを着用してお待ちいただきますようお願い申し上げます。
※すでにご予約いただいている患者さまでどれかに当てはまる方は来院前にお電話ください。症状によって、来院いただく前に最寄りの医療機関や保健所に相談し指示を受けていただく場合がございます。
「歯科医院内での新型コロナ感染症の感染事例」は、未だ起きていません。その理由は、あらゆる感染症に有効なスタンダードプリコーション(標準予防策)が励行されているためです。
当院では、院内空気環境の清浄化を徹底し、飛沫感染・空気感染予防のため、以下の対策を行っています。
有害物質・ウイルス除去システムを搭載した医療用空気浄化装置の導入
治療中に発生するエアロゾルや切削片を吸引する口腔外バキュームを各診療に設置
日本歯科医師会は公式サイトの中で、「歯周病の人はインフルエンザにかかりやすくなる」という啓発を行っています。新型コロナウイルスについては2021年2月にヨーロッパ歯周病学会が歯周病と新型コロナウイルスについて以下のように報告しています。
歯周病にかかっている人はかかっていない人に比べ
新型コロナウイルス感染症による死亡リスクが「8.81倍」
集中治療室での治療となるケースが「3.54倍」
人工呼吸器などの補助を必要とするケースが「4.57倍」
これらは、新型コロナウイルス感染症以外の要因、例えば喫煙習慣やがんなどの要因を除いて解析された結果です。
お口の中、特に歯周ポケット(歯と歯ぐきのスキマ)にウイルスが蓄積される可能性が示されています。さらに、重度の歯周病で炎症が強い状態で、新型コロナウイルスに感染すると、免疫細胞のはたらきを調整するサイトカイン(免疫細胞から分泌されるタンパク質)が過剰に反応し、体に侵入したウイルスを攻撃しようとするあまり暴走して、自分の正常な細胞まで傷つけてしまうサイトカインストームを悪化させる可能性があります。歯周炎の治療が成功すると、全身のサイトカインの分泌が改善することが示されています。お口の健康を確立し維持することが、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを下げる重要な鍵となるでしょう。
通常の歯みがき、歯間ブラシなどの口腔ケアで歯周病のケアを行うとともに、舌磨きやうがい薬の使用が新型コロナウイルス対策として有効とされています。
舌の上には新型コロナウイルスの感染に必要な受け皿があり、お口は新型コロナウイルスの感染の入り口となる可能性があります。さらに、舌の上に乗っている苔のようなもの(舌苔)には、新型コロナウイルスの感染に必要な酵素が存在し、ウイルスの貯蔵庫となっている可能性があることが報告されています。舌磨きによって、ウイルス量の減少や他の臓器への拡散を防ぐ可能性があります。
また、イソジンなどのポビドンヨードを含むものと、リステリンなどのエッセンシャルオイルを含むうがい薬の使用は新型コロナウイルス対策に効果的という報告があります。皆さまが歯と口の健康維持の重要性を理解し、新型コロナウイルスのお口からの感染に備えることが大切です。